ペットが癌になったら

ペットが癌になったら

  • 犬や猫などのペットが癌になった場合の治療方法
 
かつては不治の病と恐れられていた病気が癌です。
しかし、そんな恐ろしい病気でも早期発見して早期治療を行うことによって、
けっこうな確率で延命できるような時代になってきました。
人間だけでなく犬や猫などのペットでも同じ事が言えます。
ここでは代表的な癌の治療方法をご紹介しましょう。
 
 
 
  • 手術療法で犬や猫のペットを治療する!
 
ペットの犬や猫を動物病院の外科的手術によって癌細胞を除去してしまう方法です。
手術療法が効果を発揮するのは、癌の腫瘍が大きくて極めて限られた場所に集中している場合です。
手術療法は短い期間で大幅に癌の腫瘍を取りのぞくことができます。
副作用が少ないというメリットはあります。
 
その反面として、外見は大きな傷が残ります
場合によっては運動機能を損なってしまうこともあるのです。
犬や猫の手足を切断したり顎を切断したりするケースは多いです。
そして100%安全とは言い切れません。
大切なペットである犬や猫が麻酔や外科的手術に伴う合併症で死んでしまうリスクもあります。
 
 
 
化学療法や薬物療法でペットの癌を治療する!
 
いわゆる抗がん剤を使います
抗がん剤を利用すると癌細胞が持っている特有の標的物質をターゲットにして投与できます。
化学療法だけで腫瘍が根治する事例はまれなことです。
ですが犬や猫の生活の質(QOL)を維持する効果は充分に期待できます。
癌細胞の分裂や増殖を抑制することはそれなりの価値はあります。
 
化学療法や薬物療法にもデメリットはあります。
骨髄が抑制されたり脱毛したりの副作用があります。
投与を重ねれば重ねるほど治療効果が薄くなるのもデメリットになるでしょう。
 
 
 
  • 放射線療法をすることのメリット・デメリットはどこにあるのか?
 
犬や猫のペットが癌に冒された場合に、患部に対して体外や体内から照射するがん治療の方法です。
放射線は細胞分裂が盛んな細胞に対して殺傷効果が大きい特性があります。
この特性を利用してがん治療を行うのです。癌細胞は細胞分裂が盛んです。
放射線治療は最適な治療で大きな影響を癌細胞に与えることができます。
 
化学療法をする場合よりも癌細胞に対する効果が高いことがメリットです。
外科療法では対処できない心臓や脳というデリケートな部位にも対応できます。
これも犬や猫が癌になった場合に放射線治療をするメリットです。
デメリットはコストの問題です。
全身麻酔が必要になりますし、コストが高いことは経済的にも負担が大きいです。
 
 
 
  • ペットのがん治療に役立つ免疫療法とは?
 
免疫療法は犬や猫が持っている免疫機能をコントロールします。
それによって癌細胞を特異的に攻撃するようにする方法です。
他の治療をしたあとにペットの身体に残っている腫瘍を根絶する目的で利用されることが多いです。
 
具体的にはサイトカインの産生促進・インターロイキンの調整・マクロファージの活性化などが有名です。
これ以外には免疫チェックポイント阻害療法があります。
新たな治療方法ですが、実用化にはまだまだ時間がかかりそうです。
犬や猫が本来もってる免疫力を最大限に活かす方法です。
「抗PD-1抗体」や「抗PD-L1抗体」と呼ばれる薬剤を犬や猫に投与します。
 
その他、代替え療法として、マッサージ・ハーブ・動物用の鍼灸などもあります。
化学的療法に頼らない治療方法です。

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